弟起師走

てたちしはす・・物事が大きく動く前兆. 12年前の師走のことでした.新卒で働いていた頃、修士出だったので、若い頃に志した研究主題で博士に行くと決め、これと思う研究室まで一度見学しに行き、翌日職場を辞め、翌週願書を出しまし...

【頻々】ちょくちょく

大学生になっても、高校生の頃の刺激が捨てがたく、深夜の渋谷に頻々ちょくちょく繰り出し、宮下公園で家や身寄のない人たちと過ごしていた。余りに頻繁だったため、講義の定期試験の日に寝過ごし、単位を落とすことも初中しょっちゅうだ...

【別欄】べつらん

別欄・・ベランダ 高校生の頃、建築が好きだった。街が好きだというのもあるが、それ以上に建物の幾何学的形態に関心があった。建物を訪れ、その中に入れればよいが、建築雑誌に載るような住宅や地方公共空間では、いつもそうはできない...

【甚い】いた-い

他人から見て恥ずかしくなるような行動や言動を犯しても、気づかずに笑っているような人の様子。場違いなことをしても、その場の空気を読めずに、ずれたことしてしまう様子。 ――平成の若者言葉 甚い人は、いる。ほかならぬ私がそんな...

漢語をつくろう。

日常が言葉で溢れている。にもかかわらず、言葉にならない感じを誰もが抱えている。平・片仮名4文字の言葉は今も無尽蔵に生まれているのに、漢字の新語は殆ど出ない。なぜだろう。もっと漢字を使って言葉を作っていったっていいじゃない...